お名前 : Takuyaさん(男性)
職業/年齢 : /27歳
留学期間 : 12週間
フィリピン留学の動機
以前からの夢であったオーストラリアでの
ワーキングホリデーでの生活をより良い物にするために、英語力強化のためにフィリピン留学をしました。
2015年にはドマゲティの学校に3ヶ月間留学をしていました。
今度は場所を変えて、マニラエリアで学校を探していたところ、ベーシックイングリッシュキャンプとタガイタイの学校で迷いました。
参考記事: ワーキングホリデー前のフィリピン英語留学は効果的?
参考記事:ワーキングホリデーで求められる英語力は?
メールやスカイプで相談させてもらった結果、ベーシックイングリッシュキャンプに行くことにしました。
今回は観光などはそれほどする気は無く、誘惑やビーチのない場所を選びたかったのと、スカイプやメールでの対応が良かったのでベーシックイングリッシュキャンプでお世話になろうと思いました。
経営者自身がメール対応をしており、非常に親切でフィリピン留学前からの勉強方法やアドバイスを的確にしてくれました。
参考記事:Line・スカイプ・電話相談窓口
フィリピン留学が始まると、入校した当初は台湾人の方がいたので自然と英語が多い環境になりました。ベーシックイングリッシュキャンプでは希望者はEOPがありますが、自然とEOPになった感じでした。
レッスン
入校してびっくりしたのは、基本の教え方、
レッスンの進め方が全ての講師同じだということです。以前行った学校では講師任せだったので、講師によってレッスンが違っていました。
参考記事:講師・スタッフの紹介
ここでは全ての講師が同じ教授方法で進めることが確立されていて、どの講師の授業を受けてもそれほど大差無く続けてレッスンが受けれます。
どの講師もおしゃべりで終わるレッスンではなく、生徒に喋らせる、口から英語を出させるようにしてきます。
具体的には質問をされ答える。
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答えられなければ再度トライする。
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間違えたら間違えたところを修正される。
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次はしっかり言える。
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言えても再度言わせる。
と、何度も繰り返しさせます。
それが終われば今度は生徒に質問されます。日本人は疑問文を作るのが苦手なので、疑問文を作る練習になりました。
毎回毎回細かいところまで修正されるので正しい英語が身につきます。本当にいちいち修正されます。
最初は凹みそうになりましたが、回数を重ねることによってミスの確率がメチャメチャ減りました。これもいちいち突っ込まれたからだと思います。
以前の学校ではそんなことはほとんどなかったので。
参考記事:b.E.Campのマンツーマンレッスン
ブロークンで喋れる人は逆に辛いかもしれません。
もちろん、個人差によって合う合わないというのはありますが、ハズレが少ないと言った感覚です。
こちらのレッスンに対しての要望もしっかり聞いてくれます。
発音のレッスン
発音のレッスンは基礎のフォニックスから学び、発音記号、リンキングの練習をし、シラブル(音節)を活かしたレッスンをしてくれました。
シラブルを意識して練習しだすと、英語のリスニング力があがりました。口では説明しにくいのですが、日本語と英語では音のポイント(シラブル)が違うのでその概念をまず知って、新たな英語のシラブルの概念を植え付ける必要があります。
参考記事:英語習得のポイント
特に、経営者である
NAOKIさんが教えてくれるフォニックスのレッスンは、これは英語を勉強しだした時にやっておけばよかったと思いました。
NAOKIさん自らが自身の体験をもとに、理論的に発音の仕組みや、日本人が不得意な発音、コツを教えてくれます。
他にも文法のレッスンで時制の話、a と the の違い、 will と be going to の違い、使役構文などを日本語で説明してくれます。
ついつい授業後に「これズルイですね」と言ってしまいました。
今まで文法本を読んで勉強してきたことがわかりやすく集約されていました。これも最初に受けたかった。
TOEIC
フィリピン留学期間が残り4週間になったところで、記念にTOEICを受験してみたくなり、スタッフに話したら全てサポートしてくれました。勉強方法のアドバイスはもちろん、申し込み、入金、当日の試験会場までの付き添いまでサポートしてくれました。
参考記事:コラム『フィリピン(マニラ・マカティ)でTOEICを受ける方法』
レッスンについては、あくまで「英会話の練習」をしたかったのでTOEIC専用のレッスンはしませんでした。
もともと発音、リスニング用のレッスンでTOEICの音源を使って練習をさせてもらっていたので、強いて言えばそれだけです。空き時間にTOEICの単語の勉強と過去問をしたくらいです。あとはTOEIC文法特急というのを1日30分やりました。
フィリピン留学前に受けたTOEICより165点あがりました。
リスニングが405点、リーディングが290点と、リスニングがメッチャ伸びました。
リーディングパートは前回から30点しか伸びずダメでした。
文法をしっかり勉強しないとダメですね。
会話力はメチャメチャ伸びましたが、TOEICで点数を取るにはもう少し専門的に勉強する必要があると思いました。あとからちょっと後悔しました。
参考サイト:フィリピン留学中にTOEIC挑戦 TAKUYAさん
学校やスタッフ
フィリピン留学終盤でやる気が落ちてきた時にはNAOKIさんや他のスタッフの方がモチベーションを上げるように勉強方法の工夫などをしてくれました。
アレは非常に嬉しかったし、自分を恥じてまたちゃんと頑張ろうと思わせてくれました。
そういう気遣いが日本クオリティーです。
時々NAOKIさんには厳しい事も言われましたが、的を得ているので改心してやるしかないと思い行動させてくれます。
驚いたのは、広島が優勝した後に、NAOKIさんが知り合いに頼んで広島のニッカンを買って持ってきてもらった時には感動しました。
広島の優勝がシーンが呼び戻ってきてついつい泣いてしまいました。
NAOKIさんはこういうサプライズが好きな人です。
生活面
生活で困った点は、胃の調子を崩し、あまり食事が食べれなかった点です。もともと胃腸が弱い、お腹を壊しやすい体質なので食事が満足に食べれなかったのが辛かったです。
日本でも壊しがちなので、胃腸が弱い人はしっかりと常備薬を準備しておいた方がいいです。何を食べても大丈夫な生徒もいました。唐揚げとカレーが日本クオリティーの味で、食べれない時は悔しかったですね。
お腹の調子が悪く、食べれない時はお粥を特別に作ってくれました。
フィリピン留学終盤にお腹も復活し、美味しくご飯を食べれたのは幸せでした。
参考記事:b.E.Campの食事
1週間に1回マニラのマカティメディカルセンターという大きな病院から医師が出張健診に来てくれるので診てもらうこともできたので良かったです。
日本語ぺらぺらなお医者さんが診てくれます。保険も適用できました。
運動不足になりがちなので、屋上のサンドバックを叩いたりしてストレス発散をしていました。
時々ジムにも行きました。運動不足のせいで筋肉痛がやばかったです。トレーナーが結構サドでした(笑)
また、特に印象に残っているのは、土曜日に課外レッスンというのがあり、神風特攻隊発祥の地に行ったことです。
歴史を感じずにはいられませんでした。先人たちがいるからこその今の平和な世の中があると感謝しました。
日本人なら、そしてフィリピンにいるなら絶対に行くべきところでした。
今後来られる方へ
フィリピン留学で良いのは、色んな人と出会えることですね。年齢もばらばらだし、仕事もばらばらだし、価値観もばらばら。勉強になります。
英語だけじゃ無いものがフィリピン留学にはあります。
普段合わない人と出会えることが本当に大きなメリットだと思います。
スタッフのNAOKIさん、他のスタッフの方然り、台湾人の方、香港人、日本語ぺらぺらのフィリピン人とも会えたし、スーパーお金持ちの資産家、バリバリのビジネスマン、薬剤師、人生経験豊富な姉御、ポルトガル語ペラペラな物腰の良い京都人、普通の大学生、同世代の若者、近所にいそうな楽しいおばちゃん、NAOKIさんのマニラ在住の日本人の友人など、良い意味でクセのある方々とお会いできました。
大きな刺激や新たな感性ももらえます。一人の人間としての能力、それが一番大事だと思いました。