ホーム > 生活に役立つ情報コラム > フィリピン・アジア就職について
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ここ数年、マニラで日本人を見る機会が増えました。以前は日本人を見ても40代以上のビジネスマンや旅行者が多かった。
ただし、最近は20代の男女もマカティやBGCを歩いているのをよく見ます。
フィリピン留学者数も増えて、そのままフィリピンに就職する若者も増えています。事実、マカティで日本人の集まり、日本人会、異業種交流会に参加すると20−30代の方々が過半数を占めるようになっています。
フィリピンへも日経企業が積極的に海外進出、展開を行い、現地採用者として日本人が多く働く環境になってきている。
東南アジアで企業側から日本人に対する需要も増えているのでキャリアアップの一つの主たるルートとして確立された感があります。
日本の高度経済成長の終盤の1970年代から日系企業の海外進出が製造業などを中心に行われるようになり、欧米からアジア、東南アジアへと進出先がシフトチェンジしました。
中国、インドなどを筆頭に、タイ、ベトナム、シンガポール、フィリピン、インドネシアなど経済成長の高いASEAN諸国への進出が顕著です。
ASEANの主要5カ国(タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム)の2018年平均経済成長率は5.0%となり、2019年以降も5%前後の成長が予想されています。
かたや日本の経済成長率は2018年度は0.8%。2012年からの成長率は0.4-2%を推移しています。2000年以降を見ても、2000年が2.8%と最大の伸びで、リーマンショックの後の2009年は-5.4%、東日本大震災のあった2011年は-0.1%となっています。2019年度は0.5%、2020年度は0.3%との見通しもあります(第一生命経済研究所)
このような日本の経済状況下で企業、個人が将来、活路を見出すために海外へと進出しています。
「海外就職、アジアで働いたあとの将来は?」
海外就職を現在考えている方で、海外就職をして働いた後はどうなるのか?と不安を抱いている方は多いです。
しかし、海外就職をすることによって得られる経験を積み、日本にある企業でもしっかりと評価されるようになることが非常に大切です。
その先を見据えて以下のことを意識して海外で働くことが重要です。
①日本では経験できない「管理職」の経験を積む
日本企業の海外進出も多いアジア、フィリピンですが、進出時に直面する問題もあります。それが人材不足です。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、グローバル化が進むなか、企業の7割以上が質・量とも人材不足であることを認識しているといいます。
「グローバル人材の確保」は企業の一番大きな課題です。
日本からは現地の代表を駐在員として派遣しても、現場マネジャーを派遣するほど日本側に余裕が無い企業もあるのが事実。
海外就職をした後に現場の管理職、マネジャーとして就職者に役職を与えたり、より高いパフォーマンスを期待します。現地スタッフより高い給与を企業は支払うので、企業側も責任のある「管理職」を与えようとします。
日本で働くよりも、「管理職」としての経験は積みやすい環境です。
②「英語力」を実務で伸ばす
海外修飾語は常軌を意識して経験を積んでレベルアップをして結果を出せば、グローバル人材としてキャリアアップをすることができます。
海外に進出している企業では海外で成果を残した経験があるグローバル人材は大変貴重です。
海外就職前には考えられなかった貴重なキャリアを積めば、その後の転職や昇進も有利になる可能性があります。
良いことばかりのような海外就職に聞こえるかもしれませんが、そんなに優しいものばかりでもありません。就職して働いたは良いが、契約が終わった時に契約延長のオファーも無く何も残らずキャリア難民になる方もいます。そうならないように、原因を明らかにしましょう。
失敗の原因は①英語力不足、②キャリアビジョンが無いこと、③海外耐性が無いこと
①英語ができない
海外に進出している日系企業の社内共通語は英語が基本です。コミニュケーションは取れませんし、仕事で目を通す書類もわかりません。それでは生産性もないですし、信頼もされません。
②海外就職後のビジョンが無い
海外就職をすることを目的としてしまうと、就職した後に困ります。
就職して何をしたいか、就職して1年後、2年後、3年後に何をしたいか、どうなりたいかが大切です。目的意識もなくただ働くだけでは成長も無いですし、生産性も上がりません。何よりも就職先との契約期間が終わった時に「どうしよう」「何をしよう」と困るのは自分自身です。
就職前には自分のキャリアを見直し、今後のキャリアビジョンを作ることが大切です。
③海外耐性が無い
海外で生活するとわかりますが、日本ほど便利な国はなかなか無いと感じます。アジアでしたら日本が生活する上での利便性はNo1とも言えます。
そんな環境下で育った日本人が、海外、アジアで就職して生活すると苦労が絶えないことは多々あります。日本の生活レベルを海外、アジアで再現するのは難しく、特に東南アジアでの生活は最初は想像しずらいと思います。
「交通渋滞」「トイレの生活感」「店員のサービスレベル」「治安」どれも日本と大きく異なります。日本の常識は海外では通用しません。
ストレスを溜めてしまう方は多いです。そのストレスとどのように付き合えるか、海外耐性、ストレス耐性があるかどうか海外での生活を大きく左右します。
英語力が無い方、キャリアビジョンが無い方、海外耐性、ストレスを感じやすい方は海外就職をお勧めしませんし、潔癖症の方にはアジア就職などはお勧めできません。
上記のように、海外就職を失敗させないためにベーシックイングリッシュでは「海外就職サポートプラン」をご提供しています。
海外就職サポートプランでは下記ができます。
①英語力を海外就職必要レベルまで上げれる
②プロの人材紹介会社のカウンセリングが受けられる
ベーシックイングリッシュキャンプのメソッドで効率良く英語レベルを上げます。留学後半からは就職活動を提携先のネオキャリアグールプであるフィリピンの日経人材紹介会社REERACOENと協力して就職活動をサポートします。
フィリピン留学中に、フィリピン、東南アジアが合っているかどうかの耐性も見極めらてリスクを減らすことができます。採用企業側からもフィリピン留学をして英語力が有り、フィリピンでの生活経験があり慣れていることはアピールポイントになります。
もちろん、フィリピン留学中にフィリピンが合っていないと判断されればフィリピン就職やアジア就職などはお勧めしません。
①海外就職セミナーへの参加
日経人材紹介会社REERACOENが開催するセミナーへの参加が可能です。こちらでより具体的な就職方法、就職活動方法を学びます。
②キャリアカウンセラーの無料面談、サポート
プロのカウンセラーがカウンセリングを行い仕事探しをお手伝いします。職務経歴書や履歴書の作成のお手伝いもします。
③マニラの異業種交流会参加
ベーシックイングリッシュキャンプのコネクションで、マニラで働いている方に合って実際にどうのような生活スタイルになるかなどリアルな話を聞けます。
④就職時に必要となる家探しサポート
就職が決まった後に決めなければいけないのが住む場所です。会社の場所や予算を考えてマニラの日経不動産会社と一緒にお部屋探しのサポートをします。