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生活に役立つ情報コラム

フィリピンの治安や犯罪について

フィリピンに一度も行った事のない日本人のみなさんが持っているフィリピンのイメージは、決して良くはないと思います。
特に治安に関しては、フィリピン留学する上でも非常に心配する方も多いです。

今日はそんなフィリピンの治安や犯罪について書こうと思います。

まず外務省のホームページでフィリピンの危険情報を見てみますと、フィリピン全土でレベル4段階のうち『レベル1 十分注意してください』とされています。※2016年9月現在

各1~4の危険レベルは以下の通りです。

  • レベル1 十分注意してください。
  • レベル2 不要不急の渡航は止めてください。
  • レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
  • レベル4 退避してください。渡航は止めてください。

フィリピンでは注意してくださいとの情報が出ているので、フィリピンに来た際は十分に注意して行動する必要があります。

また万が一ひったくりや強盗に遭ってしまった時の対処も書いておきますので、心配な方は確認してみてください。

フィリピンの犯罪例

それではフィリピンではどんな犯罪があるか紹介します。

①スリ

特に電車の中やマーケットなど、たくさんの人が集まる場所で起きやすいです。

対策としてリュックを背負う時は前に背負うようにしたり、貴重品は極力持ち歩かないようにした方がいいと思います。

お財布をよく後ろポケットに入れる男性の方も日本では多いと思いますが、目につきますし取られる可能性も高いので、フィリピンに来たら止めたほうがいいです。

②置き引き

レストランに行った際に、携帯をテーブルの上に置いたまま友達と話したり、自分のバックなどを置いたままトイレなどで席を外すのは、取られてしまう可能性があるので止めましょう。

③ひったくり

歩きながら携帯を使ったり、たくさんの人の前で財布を出したりするのは極力控えましょう。

また歩道を歩くときに道路側にバックを持つのは控えましょう。バイクでのひったくりもあります。

④交通機関での犯罪

バス、タクシー、ジプニーなどでもスリは多いので、余計なお金や貴重品は持ち歩かない方がいいです。

またタクシーに乗った際に、タクシー運転手または第三者が入ってきて銃やナイフを突きつけられ、金品を奪われる強盗犯罪も過去に起きています。

この犯罪に巻き込まれてしまったら、素直に要求されたとおり応じましょう。

学校の周りでタクシーに乗る事はないですが、マニラなどに観光に行く場合、乗る機会もあると思うので頭に入れておきましょう。

⑤賭博詐欺

主にセブで注意喚起されています。モールなどで日本に興味があるなどと話しかけれられ仲良くなり、家に招待されトランプ遊びをやろうと言われます。最初は勝てますが、最後には負けこんで多額の支払いを迫られます。

見知らぬ人に声をかけられてもついて行かないようにしましょう。特に家などは極力避けた方がいいです。

⑥ストリートチルドレン

子供たちに囲まれてお金や携帯など取られてしまう事があります。
かなり強引にお金をねだってくる子供もいるので、近づいて来たら気を付けた方がいいです。

学校の周りでもたまに見かけますが、強引にお金をねだったり取られるような事はないです。

⑦警察官の犯罪

マニラ首都圏で報告されています。警察官がイチャモンをつけてきて、金銭等を取られる犯罪です。

過去の犯罪の中には警察車両に連れ込まれ、拳銃を突き付けられたりして金銭を奪われる事件も起きています。

もしこの犯罪に巻き込まれてしまったら、基本抵抗はせずに金品など要求されている物を渡しましょう。

抵抗などすると危害を加えられる恐れがあります。

⑧睡眠薬強盗

ショッピングモールや観光地などで声をかけられ仲良くなり、その後レストランやカラオケなどに一緒に行って、食べ物または飲み物に睡眠薬を盛られて、金銭を奪われてしまう犯罪です。

知り合ったばかりの人から貰った食べ物や飲み物を飲むのは止めましょう。またレストランや家に行ったりするのも止めたほうがいいです。

番外編 殺人

犯罪一覧には入っていない殺人ですが、残念な事に毎年平均数人の日本人が殺害されています。
ただ殺された多くの日本人にはある共通点があります。

  1. ①金銭トラブル
  2. ②人間関係トラブル
  3. ③女性問題

フィリピンに留学していた日本人が殺された事はありませんが、こういった被害に合わないように変な行動をせずに、日ごろから気を付ける必要があります。

犯罪の一覧を並べると、やっぱりフィリピンは怖いと思うかもしれませんが、気を付けていれば問題なく生活できます。

今までb.E.Campの生徒様で、上記の犯罪に遭われた方はいませんが、こういう犯罪があるという認識があるだけでも違います。

それでは順番にみてみましょう。

万が一ひったくりや強盗に遭ってしまった時の対処

万が一ひったくりや強盗に遭ってしまった時には、以下の3つに従いましょう。

  • 抵抗しない
  • 素直に従う
  • 逃げない、追いかけない

フィリピン人は背丈が低い人も多く、男性の場合だったら勝てると思って抵抗したくなるかもしれませんが、抵抗せずに素直に従いましょう。

犯人は、銃やナイフなどの武器を持っている可能性が高いので、抵抗すると危害を加えられる恐れがあります。

大概の目的は金品なので、素直に従えば危害を加えられる事はないです。

逃げたり、追いかけられたりも危険なのでやめましょう。犯人が銃を持っていた場合、発砲される可能性もあります。

色々怖い犯罪も書きましたが、実際に来てみると想像していたより治安はいいと思います。

もちろん海外なので、日ごろから知らない路地に行ってみたり、夜に一人で歩いたり、派手な格好をしたりしないなど、注意をする事は必要です。

b.E.Campでは、到着した次の日に学校説明(オリエンテーション)と合わせて治安の説明もしています。何もフィリピンの事を知らずに来る生徒様も中にはいらっしゃるので非常に重要です。

学校説明(オリエンテーション)の時ももちろんですが、それ以外の時も質問があれば常にスタッフが生徒様と同じ建物に滞在しているので、お気軽に質問してくださいね。

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