この体験談記事はb.E.Campのオトナ留学プランの体験談です。
お名前 | : Meiさん(女性) |
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職業/年齢 | : 舞台女優/20代 |
留学期間 | : 4週間 |
スピーキングの伸びに限界を感じたカナダ留学の内容
アメリカで留学するために英語を勉強していました。
初めに行ったのはカナダ留学、6週間です。
カナダの講師たちは全員教育熱心だったのですが、先生が8割しゃべり、生徒はリーディング+軽く日常会話というクラス内容でした。
レベルの高いクラスに入った時、先生の話し方が早くて全く英語が聞き取れず、苦労したのを覚えています。
自分の気持ちや短い文でしか表現できず、何かを説明したり、少し日常から離れる単語となると言葉に詰まってしまいました。
難しくなればなるほど追いつけなくなり、自信もなくなってきて、レベルの高いクラスでは初期の簡単な英語さえあまり喋られなくなってしまいました。
英語の伸びに壁を感じてしまい、特にスピーキング力が伸びないなと感じていました。
カナダのレッスンはグループレッスンというのもあり、クラスメイト全員の前で不確かな英語を喋るのも、生徒たちにとってはかなりの緊張でした。
特にレベルが高いクラスほど、お互いに喋らない生徒が多いです。
生徒同士でも、自分は知ってるけど相手は知らない単語、とかだと会話が終了してしまったり、気を遣って新しい表現を避けたりと、レベルアップするにはやはり先生が必要で、話す練習がもっと必要だと思うようになりました。
そこで、フィリピン留学でマンツーマン授業を受け、スピーキングを強化しよう、と思ったんです。
私がスピーキング強化のためにカランメソッドに注目していたことからいくつか学校を調べていたところ、日本人に特化しているやり方をしている学校3つほと絞りました。BECはそのなかから決めました。
決め手は
- ・自分のペースで勉強できること、
- ・他の学校より安心できそうだったこと
です。
オトナ留学のメソッド
レッスンは一日6コマ受けていました。
朝2時間、お昼休憩を経て4コマです。10時~17時頃まででしたが、話しているうちに時間はあっという間に過ぎていました。
朝は文法の授業、午後はスピーキングと発音の授業です。
日常会話で使うフレーズを学ぶ『イングリッシュマウス』
初めに取り組んだのは、イングリッシュマウスという英教材です。
日常会話の中で使われるフレーズなので、ここでフレーズは沢山覚えられました。
日常会話を題材にした英文のセンテンスを先生と読みあい、その中で使われたいくつかのフレーズや単語をおさらいし、わからないことは先生が解説してくれます。
日本語の説明文もあるので、初心者の人もわかりやすいかと思います。
その際、自分でも例文を作ってみたりするので、かなり実践で使えるようになると思います。
このとき、こう言いたいんだけど、この単語がわからない、と頭を悩ませていた時、先生が言い回しを教えてくれたり、新しい単語を教えてくれました。
ここは、日本人に慣れているフィリピンの先生ならではだと思います。日本の文化とか、国民性を知っているので、「こういうこと?」とサポートしてくれます。
ノートに私がしゃべろうと思った新しい単語や、先生と話しをしたときに出てきた単語とかを書いてくれるので、ノートを見返したとき、ああ、これこの話題の時に使ったな、と印象にのこりやすくなります。
ここで気づいたことは、スピーキングで使う単語って丸暗記すべきではないかも、と思えました。自分が説明したい言葉って、丸暗記の単語からはほとんど出てこなかったんです!
留学前に『キクタン・Basic4000』を暗記して行きましたが、これはほんとにベーシック、基本でしたが、授業内容の理解を助けてくれます。
『キクタン・Basic』のあとは自分専用の単語帳作ってもいいかもしれない、思えるようになりました。先生との話の中で、数えてみたら300前後の単語が! フレーズも含めると、かなりの量になります。
あと気づけたことは、表現の仕方がスムーズではなかった。すべてが単語だけで覚えているのと、文字で覚えており、音で覚えていないので、言葉にしにくく、ブツ切れの単語を小出しにしている状態でした(笑)。
スピーキング力を高める『サイドバイサイド』
最後の方はサイドバイサイドという教科書に取り組みました。
簡単なやりとりでも、本を見ずにやりとりするのは意外に大変でしたね。
文字を見ずに答えたり、英作文するので、結構頭を使いました。
スピーキング力はかなり養えます。例えば、スピーチしたり、発表するときに台本があればなんともありませんが、台本なしで質問に答えたりするのって難しいですよね。
本番に強くなれるのがサイドバイサイドかなと思います。
英作文も徹底的にやるので、私は初めてやりましたが、かなりおすすめ教材です。
間違っても教え続けてくれる先生がそばにいてくれたことに、かなり助けられました。
以前全くわからなかったカナダのリスニング教材がわかるように!
発音もかなりビシバシ教えてくれ、違うところは根気強く教えてくれました。
一番難しかったのはリンキングサウンド。
同じ音同士や、母音と子音の組み合わせで音が重なるので、短い文章なら覚えられても、長い文章だとけっこう詰まりました。
しかし今ではリンキングサウンドのしくみが理解でき、以前全くわからなかったカナダのリスニング教材がわかるように!
あ、この人こんな簡単なこと言ってたんだ、とわかるようになってました。
難しい単語を喋っているのではなく、音が重なってたんですね。喋るのも怖くなくなりました。
海外ドラマもわからない単語以外は聞き取れるようになりました。
マカティの環境、生活
私はマカティの通称「Little Tokyo」といわれる場所の近くにあるコンドミニアムで生活しました。
空港から約30分前後、14階だったので、窓からの景色を楽しめました。毎日、空模様が違っていて、同じ角度からこんなに違う景色が毎日見られるんだなって、しみじみしたりもしてました。
二年前にフィリピンに来た時も思ったのですが、フィリピンは空がとにかくきれい。
マカティはビルもたくさんあり、商業地域でありますが、滞在したコンドミニアムからはきれいな空や夜景も見られました。
私が滞在したコンドミニアムのすぐ近くにはスーパーもあり、スタバもあり、文房具屋さんもあります。フリクションボールペンも一種類だけでしたが売っていました。セブンイレブンもありますし、コンドの中にランドリーもある。生活にはほぼ支障はないと思います。
ゴミはコンドミニアムの清掃の人が、一日二回来てくれるので、困らないかと思います。
マカティの生活コスト
2、3分ほどいくと少し割高ですが、日本の食材やカップ麺類などを売っている日本食材店もあります。
大きなモールも少し歩くとありますので、ショッピングも楽しめます。
私は自炊をしていたので、スーパーは結構寄りました。お肉がすごく安くて、1kgあたり225ペソ(約495円)とかでカット済みのものが売ってたのでよく買ってました。
100グラムあたり22.5ペソ(約50円)。日本の半分位です。冷凍後に入れて、食べるときよく出してました。注文するとき、日本でいうお肉屋さんみたいな感じなので、「○○グラムください」って言って、量って渡してもらえました。
優しい店員さんは、脂肪分多いほうと少ないほうどっちがいい?って聞いてくれたり、最後の方は顔を覚えてくれてました。
英語間違えてもハッハー!って笑ってくれましたね(笑)。
間違いを気にせず活きた英語の練習になりますし、「伝わる」ことの喜びがありました。
野菜は日本と同じくらいか、質でいうと高いくらい。日本にいる時よりも、食材のありがたさに気づけた気もします。
ちなみに、普通の卵は日本と同じくらいなんですが、生卵の高さには仰天しました。生卵が食べられることって、実はすごいことなんだなって思いました。
使ったお金は、トータルで2万円位だったと思います。外食の人も、100ペソ以内でご飯が食べられるところはありますし、そんなにかからないかと思います。
コンドミニアムの中のお店や、日本食レストランは300ペソ~500ペソ(660円〜1100円)前後くらいかと。ローカルのチェーン店が安くて安全だと思います。
買い物や週末遊びに行く人、お金を気にせず過ごしたい人は、3万円~4万円くらい持って行ってもいいかもしれません。セブよりも物価は高めですが、日本よりトータルではやすくなると思います。
マカティの治安
私は女ですので、一人で夜遅くは出かけませんでした。Little Tokyo付近に人は沢山いるので深夜に外出しなければ住居周辺は大丈夫だと思います。
最後の方は、慣れてきていたので21時くらいにもスーパーに行ったりしてました。ただ、人が少ない場所では昼間でも一人で歩いてるとかなり目立つので、気を付けたほうがいいですね。
マカティで感じたことは、2年前セブに来た時より、マカティのほうが安全だなと思いました。
今後来られる方へ
単語は基本ラインだと思います。とにかく、『キクタンBasic4000』を覚えて、留学の時におさらいしながら定着させるといいと思います。
あとは自分のレベルに合った長文を音読することと、自分の弱点を知って、それに向けたカリキュラムを立ててみるといいかもしれません。「こうしてほしい」に答えてくれるので、心配はいりません。
ちなみに、耳栓は持ってきたほうがいいですね。日本の静けさと違って活気のある国なので、寝るとき困ると思います。
私は「寝たまんまヨガ」とかのアプリでヨガの音楽を聞きながら、イヤホン着けて寝てました。遠出する時には酔い止めも忘れずに!ジプニーは大丈夫ですが、遠出の際バスに一度乗りましたが、酔わない人はいないと思います(笑)。
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