| お名前 | : EIJI OGATAさん（男性） |
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| 職業／年齢 | : 自営業／60代 |
| 留学期間 | : 3週間 |
フィリピン留学したきっかけ
私と同じシニア世代の方のなかには現役のときにTOEIC受験をしたり英語教室に通ったけれど途中挫折された方もいると思います。
現在時間に余裕ができ、LCCで安く航空券が手に入るようになってアジア圏を旅行する機会が増えました。そこで英語を使う旅行者と同席する場面が出てきましたが、彼らとの会話にほとんど参加できない自分は惨めだなあと感じました。少しでも会話に入りたいとの思いで留学を思い立ちました。
BECを選んだ経緯は、初めての留学体験だったのでネットで“セブ留学”をキーワードとして適当にHPなどを閲覧していました。それでもよく分からないのでエージェントを適当に選択し “シニア留学” “安い” “初心者” に該当する学校を推薦してもらいました。ある程度絞り込まれたなかからHPを見て、体験談を読み日本人経営のBECなら安心かなと思い決定しました。
レッスンで自分の欠けている点が理解できた
留学期間は３週間だったのですが、留学前に使っていた英語教材を留学後に聞いてみるとほんのわずかですが聞き取り易くなりました。
正直この留学で進歩を期待して訳ではなく、昔挫折した英語学習の方向性を見出したい気持ちが第一でした。
発音の基礎を学び、音のつながりの習得なしでは英語の聞き取りはできないと痛感し自分の欠けている点が理解できました。
これから如何にこの発音とリスニングを補強していくかがポイントになると考えます。
■難しいのは発音と音のつながり、ブレンディング
長らくご無沙汰していた“学習”を１日中行うことは最初の数日間非常に苦しいものでしたが、これを乗り切れば何とかなるものです。
テキストに使われている単語は受験英語に比べれば基本的なものばかりで、解らない単語は講師が言い換えで教えてくれるか、その場で辞書を引けばよいのでさほど障害とはなりませんでした。
難しいのは発音と音のつながり、ブレンディングでした。
教えてもらった直後は発音できても、最初から英文を読み直すと元の日本語読みの発音に戻ってしまいます。それでも講師の“できるよ～”“頑張って”“もう少し”との励ましの言葉をもらいながら何回も何回も繰り返して特訓しました。
できない、できる、できない、できるを繰り返し反復練習を行いました。何度も練習し慣れさすと、外で英語を使うときも発音を意識しだして喋ることができました。留学後に少しフィリピン内を旅行しましたが、以前より伝わる確率が高くなったと感じました。
■発音の基礎・フォニクスレッスン
NAOKIさん直々の発音の基礎の基礎のレッスン「フォニックスレッスン」を受けました。
日本人から日本人の欠点を理解した上での解説は大変納得できるものです。
この講義は留学の最初に受けることが出来れば発音とリスニング力の成長スピードが速くなるのでメリット大と思われます。
周囲の環境、生活
海外旅行に行って観光地をまわり、高級ホテルにしか泊まった経験しかない方には、BECの環境はマニラの田舎の住宅街であり勉強する環境であることを心して来る必要があります。
また学校の宿泊室もホテル相当を期待せず寄宿舎としてとらえるべきでしょう。食事は量、味ともに満足できるレベルですが、日本と比べると野菜不足感は否めません。
長期にわたる場合はビタミン剤やサプリメントを用意するといいかもしれません。少し行けば日本と変わらない店舗の揃ったモールがあるので持ち物に不足があってもほとんどの生活用品が揃います。
フィリピン旅行の危険性はちょっと誇張されすぎのようです。海外に来ればどこの国でも危険はありますし用心は常に必要で、慣れてきたときに隙ができやすいと感じています。
シニア世代にひとこと
留学される方は若い人が多いです。彼ら若い世代と一緒に楽しく学んでいけることがメリットの一つです。
若い方は憶えるのも早く、発音も上手で成果の差が開くいっぽうですがマイペースを守ってコツコツと進めていきましょう。日本に居ては出会えない若い人々との交流はより思い出深いものとなります。
シニアの知恵をさりげなく見せつつ、若い世代に従うのがBestと思います。
BECのある場所は郊外の住宅地でのんびりとした場所であり、周辺は安全ですし、気楽に過ごすことができるのでシニアの方にもおすすめです。私は街歩きなどはしますが、長い間勉強するとなるとこれくらい田舎の方がお勧めです。 学校周辺情報
学校に入る前にマニラに1泊して観光地なども見ましたが、安全面で言えば完全に学校のあるエリアの方が安全です。雰囲気が全く異なります。
マニラは大都会で人も多くごみごみしています。もちろんモールなどもあり便利な場所もあります。
マニラへ観光などで行くのは良いと思いましたが、長く生活して勉強するのには誘惑も多く、排気ガスも多いので体調面などに不安がある感じました。
現にマニラに来た多くの日本人が気管支系のトラブルを抱えるそうです。マスクは必需品です。
外国人が多く住むしっかりと整備されたエリアなら良いかと思います。
マニラなどの街に行きたければグラブタクシーで1時間ほど、1000ペソくらいで行けます。バスやフィリピンの乗り物を使えば100ペソです。週末などに行くのが良いかと。
マニラのおすすめ観光地・１０選
今後来られる方へのアドバイス
あまり難しい単語は出なかったとは言え、誰もが言っていることですが単語や文法の基礎は日本にいるうちにしっかりとやっておく必要があります。
そうでないとあまりにレッスンが非効率となり学習が進みません。
日本にいる時から簡単な単語から勉強したり、NHKの英語番組など見たり、簡単な物で良いので英語に接する時間を作って慣れていくと良いと思います。
