お名前 : Masaさん(男性)
職業/年齢 : 会社員/40代
留学期間 : 3ヶ月
フィリピン留学の動機、ビーイーキャンプを選んだ理由
今後仕事で英語を使う機会が増えるため、まとまった期間を取って集中的に英語を学びたいと思い、3か月間休職してフィリピン留学を決めました。
いくつかあった候補学校の中でビーイーキャンプに決めた理由は、
- 1.初心者に特化していること
- 2.土曜日もオプションで授業が受けられること
- 3.学校代表者の人柄
この3点です。
特に『3.』に関しては、留学先を決定する前に、代表のNAOKIさんが一時帰国の際に日本で直接お会いする機会を作ってくださり、
そこでいろいろとフィリピン留学のお話や事前準備のご提案を頂けたことが一番の決め手となりました。
その後入学までの間も、LINEやメールでのレスポンスも良く、スムーズなやり取りが出来ました。
フィリピン留学前の英語力と今
フィリピン留学前は簡単な自己紹介だけは何とか英語で出来ましたが、会話のキャッチボールは成立しませんでした。
カフェで注文をしたり、スーパーの店員に商品のことを尋ねたりといった事も全くできませんでした。
フィリピン留学後は、早口で質問されたり、知らない単語が出て来たときは聞き直してしまうことはありますが、たわいもない話題で会話を20分程度続けたり、カフェやスーパーで店員と簡単なやり取りが出来るようになるなど、日常生活で困らないレベルになりました。
レッスン
入学前に当校の先生とスカイプでオンライン英会話を事前に数週間行ってから入学しました。
そのお陰で、先生は既に私の英語レベルを把握している状態で授業をスタートし、私も授業の流れや内容を充分に把握した状態で授業をスタートすることができたため、お互いに無駄な試行錯誤の時間を使うことなく、スムーズに授業に入っていくことが出来ました。
レッスンは1日6時間のマンツーマンレッスンで、発音レッスン、対話形式での音読練習、単語を使って短い文章や疑問文を頭の中で作ってすぐに言うトレーニングをやりました。
特に疑問文を言うトレーニングはとても苦手で、入学当初はほとんど疑問文が口から出てきませんでした。
1日6時間授業のうち3時間をこの疑問文トレーニングに充てて、尚かつオプションで取った土曜日の6時間授業は過去1週間分の疑問文トレーニングの総復習に充てていました。
このトレーニングを重ねるうちに少しずつ疑問文がスムーズに言えるようになり、普段の会話に活かせるようになってきました。土曜日の総復習レッスンは記憶の定着にとても有効だったと感じています。
また授業以外にも、代表のNAOKIさんに、現地フィリピン人との交流パーティーやランゲージエクスチェンジ(言語交換)プログラムの参加をご提案頂き、授業で習った英語を実践で使う場を提供してくださいました。
これもとても良い英会話トレーニングになるとともに、フィリピン留学後半に少し落ち始めた英語の勉強のモチベーションを再びアップさせるとても良い機会となりました。
休日の過ごし方
土日は基本的に授業がお休みですが、フィリピン留学期間3ヶ月という決まった期間を出来るだけ有効に使いたかったため、ほとんど外出することなく、毎週土曜日はオプションで授業を6時間取っていました。
その授業の後に先生と一緒に食事に出かけて実践的な会話も沢山しました。
日曜日は、近所のスーパーやカフェ、レストランに行って覚えたセンテンスを使う練習もしました。
- 『すみません、教えて頂きたいのですが…』
- 『玉ねぎはどこに置いてありますか?』
- 『トイレはどこにありますか?』
- 『クレジットカードは使えますか?』
- 『バス乗り場はどこですか?』
- 『メニューをもう一度持ってきてもらえますか?』
など、玉ねぎやトイレの場所を最初から知っていたとしても、あえて店員に英語で尋ねる実践練習をしました。
でも初めのうちは、いざ質問を言うとなったら頭からセンテンスが消えてしまったり、変な英語になってしまったりと、解っているつもりでもいざ口に出すと言えないことが多々ありました。
ですので、自信を持ってスムーズに言えるようになるまで場所や店員を替えて何度もトライしました。
学校周辺には少し足を延ばせばバーや観光地などがあり、他の生徒さん達はよく出かけていました。
私も他の生徒さんにお誘い頂きましたが、心を鬼にして泣く泣くお断りし、休日も英語のトレーニングだけに集中していました。
本心は飲みにも観光にも行きたかったです。
フィリピンの治安について
フィリピン留学出発前に、『安全』という口コミを見て本当かな…と疑心暗鬼で、学校到着後も数日警戒をしていましたが、結局滞在3か月間の間、学校周辺で危ない目にあったことは一度もありませんでした。
他の生徒さんも夜8時過ぎによく飲みに行ったり、近くのジムにトレーニングをしに出かけていましたが、誰も危ない目に合っていませんでした。ただ、日本ではないので警戒するに越したことはないと思います。
フィリピンの衣食住についてについて
学校で提供される食事はとても美味しかったです。
日本の食堂で出てきてもおかしくないレベルです。
ご飯は外国のお米ですので、日本のお米と比べると粘り気はありませんが、水を多めに入れて炊いて、日本人の口に合うように工夫されていました。
土曜日夜と日曜日、祝日は食事が出ませんので、生徒の皆さんと一緒に外食に出かけていました。
フィリピン料理はもちろん、和食・中華・タイ料理などいろいろな料理を安く食べることが出来ます。
ラーメンもありますが、ラーメンの味は期待しない方がいいです。
学校内で寝泊まりする部屋は約4.5畳程度の広さにベッドと机があります。
エアコンもありますし扇風機も置いてありますので、暑くて寝られないということは全くありません。
ダイニングとシャワー、トイレは2部屋ごとに共同で1つあります。
4階の屋根付き屋上には洗濯機があり自由に洗濯して洗濯物を干すことが出来ます。
学校よりも高い建物が周辺には無く、よく風が通る気持ちの良い屋上なので、授業の時間以外はこの屋上でずっと自習をしていました。
フィリピンの観光について
マニラやタガイタイなど、学校周辺にはバスで行ける観光地がありますが、英語の勉強だけに集中しようと心に決めて留学したため、3か月間一度も観光に出かけることはありませんでした。
いつかあらためて旅行目的で行ってみたいと思っています。
今後こられる方へ
休日や夜はエンジョイしながら英語に触れたい人、まじめに一所懸命英語の勉強をしたい人、旅行ついでにこの学校に立ち寄って試しにフィリピン留学しに来た人など、この学校に来る方の英語に対する熱の入れ方は皆バラバラです。また学校の規則も全然スパルタではありません。
意志が弱いと周りに流されてしまうこともあるかもしれませんので、自分の目的を見失わず自分をコントロールできる方がこの学校に向いていると思います。
良い点、悪い点
フィリピン滞在中、学校代表のNAOKIさんから英語の勉強に対して様々なアドバイスを頂きました。
他の生徒さんもそれぞれその方に合った方法・タイミングでアドバイスを頂いていたようです。
NAOKIさんの心遣いと常時生徒10名前後の小規模校だからこそのメリットだと思います。
また、先生は全員が同じ教え方をするようにしっかりトレーニングされています。
従って、先生ごとに当たりハズレがなく、どの先生が担当になっても戸惑うことが無いのも大きなメリットです。教え方が同じと言っても、生徒が理解できていないのに無理に授業を進めるようなことはなく、生徒のレベルに合わせ調整してくれますので安心して授業を受けることが出来ます。
ダイニング、シャワー、トイレは2部屋ごとに共同で使いますので、多かれ少なかれ気は遣います。
そういう建物の作りの為改善のしようがないので、それが嫌な方は初めからこの学校を選ばない方が賢明です。