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英語の勉強に役立つコラム

なぜ日本人は英語を喋れないのか?

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なぜ日本人は英語を喋れないのか?について書こうと思います。

理由を考えるといくつか挙げられると思います。

  1. ①学校の英語の授業の問題点
  2. ②通じない和製英語、カタカナ英語が多すぎる
  3. ③日本語と英語の言語がかけ離れている
  4. ④英語の勉強時間が少ない
  5. ⑤途中で勉強を辞めてしまう

①学校の英語の授業の問題点

日本の学校の授業では、英語を話す練習をする機会がそもそも少ないです。文法中心の授業をし過ぎな気がします。
文法ももちろん重要だと思いますが、英語はコミュニケーションのツールなので、会話したり話す練習をもっとするべきだと思います。
多くの日本人に当てはまる特徴として、基礎的な文法や単語は理解しているが、英語が全く口からでてこないという方が多いのではないかと思います。

②通じない和製英語、カタカナ英語が多すぎる

日本で日常的に使っている名称が、海外で同じように通じると限りません。日本には多くの和製英語があります。
例えば

  • バイト → part-time job
  • クレーム → complaint
  • バーゲン → sale
  • クーラー → air-conditioner
  • プリント → handout
  • コンセント → outlet(アメリカ)、socket(イギリス)
  • バイキング → buffet
  • アンケート → questionnaire
  • サラリーマン → office worker
  • ノートパソコン → laptop
  • フライドポテト → french fries
  • ソフトクリーム → frozen yogurt

などなど

また、『マクドナルド(McDonald’s)』や『チョコレート(Chocolate)』など多くの日本人が発音しているようなカタカナ英語で発音しても、海外の人は理解してくれない可能性が高いです。
学生時代にしっかりした英語の発音を学ばずにカタカナ英語で勉強してきたので、しょうがないかもしれません。
文法や単語の知識があって喋っているのに、発音が悪くて通じないのは勿体ですよね。

③日本語と英語の言語がかけ離れている

日本語と英語ですが、非常にかけ離れている言語と言われています。
なので日本人が日常会話に困らないくらいの英語力を身につけるためには、2400〜2760時間が必要という調査結果もあります。
ドイツ語やフランス語などの言語は英語に似ている言語とされ、習得にはたった480時間必要との事です。時間にして5分1とは驚きです。
発音も日本語と英語ではかなり違います。日本語にない音が英語にはたくさんありますし、例えば『母音の数』だと日本語は『あ、い、う、え、お』の約5個ですが、英語はアメリカ英語で約16個、イギリス英語では約20個あります。

④英語の勉強時間が少ない

根本的に英語の勉強時間が少ないです。
上記のとおり、日本人が英語を習得するのに必要な時間が2400〜2760時間と紹介しましたが、一般的な日本の学校教育では、中・高・大学の間に約1000時間程英語を勉強するそうです。
この時間をみてわかる通り、まだまだ日本人が英語を習得できる時間に達していないです。
仮に1年間毎日3時間勉強したら、1年で1095時間です。学生時代にしっかり勉強した方であれば、1年間の勉強と合わせて約2000時間は英語の勉強に費やした事になるので、かなり目標時間に近づきます。

⑤途中で勉強を辞めてしまう

日本では英語を喋れるようになりたいと思う人は多いと思います。書店に行けば英語関連のコーナーも設けてあって、いい教材もたくさんありますし、最近ではオンライン英会話など低価格で英会話を始めやすくなっていると思います。
ただ、実際に継続して英語を続けている人がどれくらいいるでしょうか?
書店に行って、英語教材を買ったものの結局一度も読まずに部屋にしまってあったり、読んでもすぐに辞めてしまっている方も多いと思います。
辞めてしまう理由の一つに、伸びてる感じがしないや成長が感じられないなどあると思いますが、今まで紹介した通り日本人が英語を習得するのには時間がかかります。
週に1回英会話スクールに行く程度だと、正直成長は感じにくいですし習得にも時間がかかってしまいます。
可能な限り毎日英語を続けましょう。英語を本当に習得したいのであれば、その分英語に触れないとだめです。

フィリピン留学では、集中的に英語に触れるという面では、非常にいいと思います。
また、学校教育で英語を話す練習をしてこなかった私たち日本人にとって、フィリピンの授業は基本マンツーマンで英語を話す練習がたくさんできるので、スピーキング強化にも非常に有効です。

参考記事:b.E.Campのマンツーマン授業について